2020/12/24
こんにちは、宮崎太陽農園スタッフ3号です。早いもので今年も残りわずかとなりました。
急激に気温も下がって参りましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
東北地方などではさっそく大変な積雪となっているそうです。
今後、更に寒くなっていきますので、路面の凍結や
体調管理などには十分気を付けていきましょう!
さて、今回は宮崎太陽農園の1年のおさらいという事で、
農園で実際にお仕事をしている方に、
インタビューして参りましたので、ご紹介させて頂きます!
是非、最後までお読み頂けたら幸いです♪
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Q1: 季節ごとの一日のお仕事の流れを教えてください。
A:夏は6:30、冬は7:30から作業が始まります。
ザックリ言うとシーズンごとに収穫と手入れなどの
管理を交互に行います。
収穫したものは選果場に運ばれ、そこでパック詰め、
箱詰めし、全国に出荷したり、市場に出荷したり
します。
そんなこんなでだいたい17時頃までの作業で
一日は終わります。
Q2: 今年全ハウスに一度に植え付けた株の数と例年の数はどのくらいですか?
A:ミニトマトは例年は約70,000本を植えますが、
今シーズンから一部キュウリに変更したため、
ミニトマトは55,000本、キュウリは6,000本
植えました。
Q3: そもそも一株から採れるミニトマトの数は
どれくらいなんでしょうか?
A:品種によって異なりますが、メインの赤い
ミニトマトですと、1株から4kgほど穫れます。
大体400粒前後になる計算ですね。
Q4: 収穫した内どれくらいの数を出荷出来るんでしょうか?
A:昨シーズンの実績ですと、ミニトマト収穫量285tに対して出荷量は272tでした。
95%は出荷出来ているという事になりますね。
Q5: ミニトマトの天敵となる害虫、またそのための対策を
教えてください。
A:害虫ですとコナジラミが最も影響を及ぼします。
感染すると「黄化葉巻病」という葉っぱが黄色くなり、
実が成長しなくなります。またすぐに隣の株にも
伝染するため、発見したらすぐに撤去しなければ
なりません。
現在、赤のミニトマトは、品種改良が進み、
農園の90%以上は耐病性品種にしてあります。
ただし、黄やオレンジはまだ開発中ですので農薬で防除するしかありません。
Q6: 一年を通して一番忙しい時期とその理由を教えてください。
A:最初の収穫ピークを迎える12月は、
クリスマス、年末などイベントもあり、
終日全員総出で収穫して詰めて送って、
その繰り返しです。
まさに今その時期のため、戦場のような状況です、、、
また、一年で最も収穫量が増える5月は、
収穫が追い付かないほどになり、多忙を極めます。
Q7: 今年は自然災害による被害はありましたか?
A:9月初旬の台風10号で、ハウスの天井が裂け大被害を被りました。
宮崎県ではとにかく夏から秋に来る台風が一番の恐怖です。
Q8: 普段の作業で一番苦労していることはどんなことですか?
A:言葉のしゃべれない作物が相手ということが
一番の苦労ですね。
Q9: 今年はキュウリの栽培も始めましたがいかがでしたか?
A:ミニトマトと違って、キュウリは一度植えたら
毎日収穫しなければ肥大して売り物にならなくなる
ため、お正月も例外なく収穫が必要です。
作業者の確保が問題です!!
Q10:今後新たに栽培してみたい野菜などはありますか?
A:手間のかからないものを作りたいです。
ミニトマトもキュウリも手間がかかりますので、
人手が十分でないと成り立たないのです、、、
Q11:農園でのお仕事のやりがいを教えてください。
A:皆様に喜んで食べていただけていることが何より
やりがいに繋がります。
Q12:農業に対するこだわりはありますか?
A:今行っている作業の向こう側に、多くの消費者の皆さんの
笑顔があるということをスタッフ全員で共有するよう努めています。
Q13:来年、2021年の目標はありますか?
A:少し休みが欲しいです(笑)
Q14:最後に農園スタッフおすすめのミニトマトの
食べ方があればぜひ教えてください。
A:当園のミニトマトは甘いのでそのままパクっと食べる
人が一番多いです。
女性スタッフはパスタや鍋など料理によく使っている
ようですよ。
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いかがでしたでしょうか?
この記事をご覧いただき、
少しでも宮崎太陽農園に興味を持っていただき、
もっと言うと、是非一度当園のミニトマトやキュウリをご賞味いただければ幸いです。
最後になりますが、2020年も大変お世話になりました。
引き続き、2021年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
それでは、また来年お会いしましょう。
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