2022/01/26
皆様、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年も、宮崎太陽農園をどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、1月も終わりに近づいてきた今日この頃ですが、
感染対策意識をしながらの年末年始休みは、ゆっくりと過ごせましたでしょうか?
そんな年末年始に口にする事が多い季節の食べ物と言えば お餅!ですが、
皆様はお正月になぜお餅を食べる文化があるのか知っていますか?
今回は、なぜお正月にお餅を食べるのか、
そんなお話をしたいと思います。
最後に、余ってしまったお餅の
おいしいアレンジレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
★
まず、お正月にお餅を食べる文化は、さかのぼること平安時代ころから
行われていると言われています。(諸説ありますが)
お正月にお餅を食べるのは、平安時代に「宮中」で健康と長寿を願って
行われた正月行事「歯固めの儀」に由来したと言われています。
※宮中とは、天皇の住む宮殿の中の事。
「歯固めの儀」とは、お正月の三が日に硬い食べ物を食べて、
歯を丈夫にし、健康長寿を願う行事です。
硬い食べ物とは、鏡餅、栗、大根、かぶ、するめなど
地方によって様々だそうです。
年齢の「齢」の字には「歯」と漢字が含まれているのはこのためだという説もあります。
日本では文化形成の源に稲作があり、お米は神聖な作物とされてきたようです。
それを搗き固めたお餅にはお米の力が凝縮されており、昔からお餅を食べると力がつくと考えられてきました。
そもそもお餅には、その年の豊作や人々の幸せを司る年神様の魂が宿ると考えられてきました。
お正月の始まりは、年神様をお迎えし、豊作や人々の幸福を
もたらしてくださるよう祈願する行事でした。
つまりお正月にお餅を食べることは、お餅に宿った年神様の魂をいただき、新年の魂を授けていただくという意味があるようです。
だからお雑煮のお餅はたくさん食べるといいと言われているんですね。
(ちなみにお供えした野菜やお餅をまとめて煮込んだものがお雑煮の始まりなんだそうです。)
そして、お正月を迎えると、お供えをしたお餅を
家長が家族に分け与えました。
なんとこれがお年玉のルーツです。
本来はお餅だったお年玉ですが、今ではお金をお子様に渡すのが
当たり前になりましたね~。
時代の流れでお餅からお金へと変わってしまいましたが、現代でも
お金と一緒に小さなお餅を渡してみても新鮮でよいかもしれないですね。
、、、いかがでしたでしょうか?
なぜお正月にお餅を食べるようになったのか、と言うお話は色々な説がありますので
気になった方はぜひ調べてみてください♪
★
さてここからは、お正月に買ったはいいものの余ってしまい、
しょうゆやきな粉の味付けに飽きてしまった方におすすめなアレンジお餅レシピをご紹介いたします♪
餅ろん、皆様大好きミニトマトとのコラボレーションレシピなのでぜひお試しくださいませ。
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外サク中モチ!揚げ餅~フレッシュトマトソースを添えて~
■材料
(揚げ餅)
・切り餅 (お好みの量)
・揚げ油 (適量)
(フレッシュトマトソース)
・ミニトマト (10~20個)
・玉ねぎ (1/2個)
・ニンニク (1かけ)
・オリーブオイル (適量)
・しお (小さじ1/2)
・砂糖 (少々)
・こしょう (少々)
・粉バジル (少々)
■作り方
まずミニトマトのフレッシュソースを作りましょう。
① ニンニク、玉ねぎをみじん切りにし、熱したフライパンにオリーブオイルを引き
ニンニク、玉ねぎを弱火で炒めます。
※ニンニクはこげやすいので注意しましょう!
② 続いてヘタを取ったミニトマトをフライパンへ入れ、中火で少しつぶすように炒めましょう。
※油が跳ねる場合がありますので注意してください。
③ 水気が無くなってきたらしお、砂糖、こしょうを入れ味を調えます。
※砂糖は入れすぎないようにちょっとずつ入れていきましょう。
④ 味がまとまってきたら粉バジルを入れ完成です。
続いて揚げ餅を作りましょう。こちらはとっても簡単です♪
❶ 深めのフライパンに油を注ぎ、中火で熱します。
※菜箸を油の中に入れ、菜箸の先に気泡が付いていれば油の温度はOKです。
❷ お餅を油の中に入れ、お餅がふっくらと膨らんできたら取り出しましょう。
❸ 揚げ餅をお皿に盛り、④のフレッシュトマトソースをかけたら完成です。
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今回はフレッシュトマトのソースでしたが、しょうゆ等お好みの味に仕上げてみてもよいですね♪
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この頃は各地で積雪が観測されていたりとまだまだ寒い冬が続きますので、
暖かい服を着て、当園の栄養たっぷりなミニトマトを食べて免疫力を付け、
今年の冬も元気に乗り切りましょう!
それではまた次回。
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