2022/08/26
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。季節は8月になり、今年の夏も秋に向けてゆっくりと歩みを進めていますね~。
そんな日本の「夏」といえば、皆さんは何を思い浮かべますでしょうか?
海、カブトムシ、風鈴、スイカ、夏野菜などなど。色々とありますね。
そんな今回は、「風鈴」にスポットを当てて
お話をしていきたいと思います!
そして最後には、ミニトマトを使った夏にピッタリの
サッパリレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
★
まず始めに、風鈴の基となった物が生まれた国はどこだと思いますか?
実はというと日本ではなく、中国から伝わったと言われています。
昔々、唐の時代の中国で、占風鐸(せんふうたく)という
「占い」があったそうです。
「風鐸」という青銅でできた鐘を吊るし、風の向きや音の鳴り方で
物事を占うもので、この当時は風鐸で政治判断などが行われていたそうです。
そして、仏教が日本に伝わる際、風鐸も一緒に日本に伝わったと言われています。
当時の日本では、強風は流行り病や邪気などの災いを運んでくると
考えられていました。
しかし、風鐸の音が聞こえる範囲は「聖域」と考えられており、
災いから守ってくれるものとして
お寺の四隅に吊るされるようになったのだそうです。
ちなみに当時の風鐸は青銅製だったので、
今の風鈴のようなチリンチリンとした音ではなく、
やや鈍く重い音だったと言われています。
(お寺で使われている少し大きな「おりん」みたいな音でしょうかね?)
平安時代に入ると、貴族が魔除けとして軒先に吊るしていたそうで、
「風鈴」という呼び方は、この頃からじわじわと使われるようになったと言われています。
そして、江戸時代に入ると、西洋の国と貿易を行っていた長崎から、
「ガラス」の文化が入って来ました。
次第にガラスの風鈴も作られるようになりましたが、当時ガラスの原材料はまだまだ貴重でした。
そのため、当時の風鈴は現在の価格にすると、200~300万円もしたと言われています。
(現代なら、ちょっといい新車買えますね、、、。)
そして時が進むにつれ、ガラスの価格が徐々に下がると、
風鈴は庶民にも手が届くものになり、家の縁側に吊るして楽しむようになりました。
また、風鈴が庶民の間で流行る以前では、
籠で鈴虫を飼って鳴き声を楽しむ習慣がありました。
夏の終わりから秋にかけて、鈴虫を飼う季節になると風鈴は仕舞われ、
季節の変わり目に、風鈴から鈴虫へと選手交代することから
「夏」=「風鈴」と、
風鈴は夏のもの。という考え方が広まったとも言われています。
、、、いかがでしたでしょうか。
風鈴一つでも調べてみるとなかなか奥が深く面白いものですね。
現代では、風鈴の音は騒音としてとらえられてしまうことが多いらしく、
家庭で風鈴を楽しむことが少なくなっているとのことですね。
そのような現代だからこそ、風鈴を家の中につるしてインテリアとして
楽しんでみるのも、目で見て耳で聞いて季節を感じることができ、いいかもしれませんね。
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あつーい夏でもサッパリ食べれて栄養満点!!
~ミニトマトのだし浸し~
■材料
・ミニトマト お好みの量
・オクラ お好みの量
・水 400ml
・粉末和風だし 大さじ1
※白だし等を使用してもおいしくいただけます。
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
・塩 少々
■作り方
① 鍋に水/調味料を入れ、軽く煮立たせたらすぐに火を止めます。
② 粗熱が取れたら、タッパー等の容器に移します。
③ ミニトマトのヘタを取り、1/2に切ります。
④ 鍋でお湯を沸かし、オクラを入れ、軽く湯がいたら冷水に漬け水気をよく取っておきましょう。
⑤ だし汁にミニトマト/オクラを漬け込み、冷蔵庫で一晩寝かせたら完成です!
★
お皿に盛り、鰹節やカイワレ大根、刻みショウガなどをトッピングしたら
より一層おいしくいただけますね♪
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さて、8月ももうそろそろ終わりを迎え、2022年の夏は終盤です、、、。
夏の終わりはなぜだかさみしい気持ちになりますが、それどころではありません!
この季節の変わり目は、精神的にも身体的にもバランスが崩れやすいようです。
体調を崩さぬよう、当園のミニトマトを食べていただき、
秋に向け少しでも体調を整えていただければ幸いです♪
それではまた次回、お会いしましょう。
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