春はすぐそこ!~節分と余った福豆レシピのお話~
2022/02/28
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。2022年も2月に入り、少しづつではありますが暖かい日が増えてきた気がしますね。
冬から春への季節の変わり目、皆さんも体調を崩さぬようお気を付けくださいね。
さて、2月のイベントと言えば節分やバレンタインが有名ですよね。
そんな馴染みのある節分ですが、皆さんは節分の成り立ちやルールを知っていますでしょうか?
今回は知っているようで知らない方も多い、
節分についてのお話をしていきたいと思います!
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
まず、節分とは、その名の通り節[季節]の分け目の事です。
昔は立夏、立秋、立冬、それぞれの前日の事を[節分]と呼んでいましたが、
今では立春(2月4日頃)の前日を節分と呼んでいますね。
そして、節分に行うメインイベント、[豆まき]は、
季節の変わり目に起こりやすい病気や災害を鬼に見立て、それを追い払うための風習なんです。
そもそも節分は、宮中で節分に行われていた[追儺(ついな)]という鬼払いの儀式が
日本各地に広まったものです。
昔から節分には厄を払い新年の幸せを願う気持ちが込められており、
それが時間をかけて日本各地に広まり、現在も大切にされているのですね。
さて、ここからは豆まきの方法やルールについてお話をして行きましょう!
まず、炒った大豆を桝に入れ、神棚にお供えしたものが[福豆]と言います。
神棚がないご家庭では、目線の高いところに白い紙を敷いて
お供えしてもよいと言われています。
昔から日本では、穀物には霊力が宿ると信じられており、
福豆は邪気を払う力があると考えられていました。
そして、豆まきの詳細な流れについてですが、、、
1. 日暮れまでに福豆を準備しましょう。
2. 鬼が玄関から侵入するのを防ぐために、
ヒイラギの枝にイワシの頭をさしたものを玄関に設置します。
3. 20:00~22:00頃に豆まきを開始します。
玄関/ベランダ/窓など、開けられる所を全て全開にします。
4. 年男は桝に入れた福豆を持ち、玄関からすべての部屋を回ります。
出入口で「鬼は外、福は内」と2回ずつ叫びながら豆をまきます。
正しいまき方は、桝を左手に、胸あたりの高さに持ち、右手で下手投げでまく方法です。
鬼を追い払いたいとは言え、上から全力投球してはいけないようです。
5. 豆をまき終わったらすぐさまドアや窓を全て閉めます。
鬼を追っ払い、福を逃さないためです。
6. 豆まきが終わったら豆を食べます。
自分の年齢と同じ数、または年齢+1個食べるのがgoodです。
★
ちなみに、豆を何粒も食べたくないという方にお勧めなものがあります。
それは、[福茶]という飲みものなんです。
せっかくですので、ここで福茶のレシピをご紹介いたします♪
■材料
・豆まきに使った福豆
・塩昆布 (お好みで)
・梅干し (1個)
・お湯 (適量)
■作り方
豆まきに使った福豆/塩昆布/梅干しを、
湯のみに入れて熱湯を注ぐだけ。
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ちなみに、この時の豆は年齢分ではなく、吉数の3粒入れます。
梅の花はめでたい花、昆布は(よろこぶ)にかけています。
そして、皆さんが気になる風味のほどは、豆の香ばしくやさしい味のお茶です。
シンプルで体に優しい飲み物なので、豆が食べきれないという方はぜひ試してみてくださいね。
★
さらに今回は、この福茶にピッタリなミニトマトを使ったお茶菓子の作り方をご紹介いたします!
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~おいしさ凝縮っドライミニトマト~
■材料
・ミニトマト (お好みで)
・塩 (少々)
■作り方
・ミニトマトを軽く洗いヘタを取り、半分に切り中のタネを取り除きます。
・キッチンペーパーに切り口を下にしてミニトマトを並べ、表面の水分を取ります。
・耐熱皿にキッチンペーパーをひいて、切り口を上に向け塩を少々振りかけます。
・600wのレンジの場合5分程度過熱し、過熱後耐熱皿ごとレンジから取り出し、
ミニトマトの表面の水分をキッチンペーパーでふき取り、
さらに5分程度再加熱します。
・ミニトマトの水分が抜けある程度乾燥していれば完成です♪
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福茶の梅干しの酸味と、ドライトマトの甘みが絶妙なハーモニーですよ。
ドライトマトはお酒のおつまみや、お料理の添え物としてもおいしくいただけますので、ぜひお試しください。
★
この頃は、昔から続いている風習をやらないという
ご家庭も増えてきているとよく耳にしますが、
たまにはこのような季節の行事をやってみると
季節を感じることができ、
1年をより充実させることができるかもしれませんね♪
それでは皆さん、またお会いしましょう。
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