きれいな月は十五夜だけじゃない?十三夜のお話~体の芯から温まるミニトマト&お餅のレシピもご紹介~
2022/10/28
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。台風シーズンは過ぎ去り、街を見渡してみると、
マフラーや薄い上着を羽織っている人を見かけることが多くなってきましたね。
一年の中でとても短い「秋」真っ最中の10月ですが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
秋と言えば、紅葉、栗やかぼちゃと言った季節の食材、
運動会や秋祭り等、旬の食材やイベントがたくさんありますね。
そして、あまり知られてないようですが、10月には
「十三夜」という月を眺める風習があるんですが、皆さんはご存じですか?(十五夜じゃありませんよ?)
現代の日本では、月を見る日と言えば「十五夜」が一般的かと思いますが、
今回は、古くから伝わる「十三夜」と言う風習について、
お話をしていきたいと思います!
そして記事の最後には、ミニトマトを使った、
冷えた体を温め、栄養満点なレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
それではどうぞ、、、!
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さて、かの有名なイベント、中秋(旧暦8月15日)の十五夜にお月見をする風習は、
実はと言うと、中国の唐で行われていた「観月の宴」というものが始まりとされています。
※観月の宴 とは
→月を眺めながら催す宴。要するにお月見ですね。
この風習が、平安時代頃に日本に伝わり、
貴族の人々が十五夜を鑑賞し、楽しんでいたそうです。
一方、日本では古くから旧暦9月13日の月(十三夜)も
美しいとされており、
十三夜と十五夜もお月見をするようになったそうです。
この風習が庶民に浸透していったのは江戸時代の頃で、
太陽と比べ、陰を思わせる月は
「お陰さま」に通じると考えられており、
作物に感謝する意味も込めて
お月見をするようになったそうです。
十五夜は中国が起源ですが、
十三夜は日本固有の行事なんだそうです。
また、十三夜は「後の月(のちのつき)」と呼ばれ、
十五夜の次に美しいとされています。
そんな十三夜ですが、一体いつが十三夜なんだろうと、思いますよね?
2022年は、10月8日(土)
ということで、もう終わってしまっていますが、、、。
来年2023年は、10月27日(金)
ということで、来年は忘れずに見てみてくださいませ。
十五夜は季節柄台風シーズンなので、月が見られないことが多いのですが、
十三夜の頃には、天候が安定するため「十三夜に曇りなし」という言葉もあるようです。
十三夜の頃は、栗や豆の収穫期なので、
「栗/豆名月」とも言われています。
夕食で旬の栗ごはんや豆料理を味わいつつ、
きれいな月を眺め、旬の食材に感謝してみるのも
よいかもしれませんね。
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いかがでしたでしょうか?
時代が進むにつれ、こういった風習は薄れていってしまうことが多いように思えますが、
時には季節ごとの風習を楽しんでみると、より一層季節を感じることができ、
当たり前の日常に、小さな彩りを添えることができるかもしれませんね。
★
今年もお餅の季節がやって来ました!
~とろーりチーズのミニトマト餅~
■材料
・ミニトマト (5~6個)
・ニンニク (1かけ)
・玉ねぎ (1/2玉)
・トマト缶 (1缶)
・とろけるチーズ (お好みの量)
・オリーブオイル (少々)
・塩 (小さじ1/2)
・砂糖 (小さじ1/2)
■作り方
① ミニトマトを軽く洗いヘタを取り、1/2に切りましょう。
② ニンニク/玉ねぎをざっくりみじん切りにします。
③ フライパンにオリーブオイルを適量たらし、ニンニク/玉ねぎをこげないように炒めましょう。
④ 玉ねぎが程よくきつね色になって来たら、
フライパンにトマト缶を入れ、切ったミニトマトも入れます。
⑤ 塩/砂糖を入れ、とろみが出てくるまで弱火~中火で煮込みまます。
(ケチャップを一回し程入れてもコクが出て美味しいですよ。)
⑥ 餅をオーブンで焼くか、深めの皿に餅が隠れる程度の水を入れ、レンジで加熱しましょう。
※レンジで加熱する場合
→放っておくとすぐに餅が溶けてしまうので注意しましょう!
⑦ まだ餅が少し硬いかな?ぐらいの瞬間にレンジから取り出し、
鍋に入れ、とろけるチーズを入れ、チーズがとろけたら完成です♪
★
さて、今回は限られた材料でお送りしましたが、
ベーコンやズッキーニ、エビなんて追加してもおいしくいただけますね。
ぜひ皆さんのオリジナルを追求してみてください!
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そんなこんなで、2022年はあっという間に
ラスト2か月程となってしまいましたね~。
早いもので、来月末辺りになると、
あの有名な冬将軍様が今年もいらっしゃると思いますので、
本格的な冬がやって来る前に、
当園のミニトマトを食べていただき、
心身ともに万全な状態で冬を迎え撃ちましょう!
それではまた次回、お会いしましょう。
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