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サンマを食べるとアンマが引っ込む?~栄養満点!サンマのかば焼き缶とミニトマトの炊き込みご飯レシピをご紹介~

2023/10/30
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。

あの長く暑い日々はどこへやら・・・。
すっかりと季節は秋めいており、朝晩はむしろ寒いぐらいですね。

年々季節の変化に体が追い付いてこなくなってきた筆者ですが、
読者の皆さんは季節の変わり目で体調を崩さぬよう、どうぞお気を付けくださいね。

さて、2023年も残り二か月程度。10月はあっという間に終わりかけておりますが、
皆さん秋は満喫できておりますでしょうか?

10月は実りの季節と言われるだけの事はあり、
日本人の食生活には欠かせないお米をはじめ、いろいろな作物を収穫できる季節です。

マツタケやサツマイモ、ブドウや柿など、魅力的な方々が勢ぞろいですが、
この季節が来るとやっぱり「サンマ」が食べたくなりますよね~・・・。


ということで今回は、意外と詳しくは知らないサンマについてのお話をしていきたいと思います。
そしてブログの最後には、旬の食材「サンマ」と、ミニトマトを使った
季節を感じながらも栄養をモリモリ摂取できる美味しいレシピをご紹介いたします♪

それではどうぞ・・・!


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まず、毎年皆さんの食卓に並ぶ「サンマ」がどのようなお魚なのか。
そんな所からご紹介をいたしましょう!

実は世界にサンマ科は4種類おり、私たちが食べているサンマは、
そのまま「サンマ」という種類のお魚なんです。

他には、南半球に多く生息する細めの「ハシナガサンマ」
sanma-01.png

や大き目な「ニシサンマ」、数cm~10cm程度の
「ミニサンマ」なんていうサンマもいるんです。

そしてサンマの旬は「秋刀魚」の名前から
にじみ出ているとおり「秋」です。
特に、産卵期に入る9~10月の一ヶ月間は刺し身でも
焼き魚でも絶品のさんまが味わえるんです~。

そんなサンマの漁は8月末頃に北海道の
北の海から始まり、徐々にお店に並ぶようになります。
この時期のさんまはまだ脂が乗り切っておらず、
焼き魚よりもお寿司で食べられることが多いそうです。


サンマ漁は江戸時代初期頃から始まったといわれており、
当初、脂がのったサンマは「下品な魚」として扱われ人気があまりなかったようです。
そんなサンマが大衆に広まったのは江戸時代の後期からだそうで、
江戸時代に大火事が何度も勃発し、食べ物に対し上品・下品などと言っている場合ではなくなり、
段々とサンマは民衆に受け入れられ、食べられるようになったそうな。


さて、サンマとは。というお話から日本での歴史について少し触れてまいりましたが、
毎年何気なく食べているサンマにはそもそもどのような栄養があるのか。いくつかご紹介しましょう♪


◇「EPA」(エイコサペンタエン酸)
EPAは「オメガ3脂肪酸」という脂肪酸で、身体の中では作り出すことができないため
食べ物から取り入れるしかない必須脂肪酸です。
「脂肪」と聞くと、太るんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
オメガ3脂肪酸は逆に体内の脂肪を燃やしやすくしてくれるんです!

一説によるとオメガ3脂肪酸をたくさん接種した人の方が、
代謝が上昇して運動時の脂肪燃焼が高まったという研究結果もあるようです。
このことから、オメガ3脂肪酸は健康だけではなくダイエットにも効果がある脂肪と言われています。


◇「DHA」(ドコサヘキサエン酸)
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あの有名なお魚ソングで歌われている
「魚を食べると頭がよくなる」という理由は
この成分にあり、DHAは脳細胞の活性化に
効果があると言われています!


◇ビタミン系
意外と知らない方も多いですが、さんまにはビタミン系も豊富に含まれているんです。
例えば、神経や血液の細胞を健康に保つ役割のビタミンB12(他の魚と比べ3倍以上)
目や肌の健康に欠かせないビタミンAや、
抗酸化作用で体内の炎症や老化を防いでくれるビタミンEなども豊富なんです。


◇おまけ
・だいこんおろし
サンマの塩焼きの相棒といえば「大根おろし」ですが、
実はサンマと大根おろしは、味の相性だけではなく栄養面でも理にかなった食べ方なんです!
まず、大根おろしには「苦味」を抑える効果があります。
さんまの塩焼きは内臓も食べることが多いですが、大根おろしと一緒に食べることで、
内臓の苦みを和らげることが出来るんです。


さらに!
サンマは焼き目のついた皮の部分を食べることも多いですが、
実は焦げた部分には「発がん性物質」があり、
大根おろしにはこの発がん性物質を抑える効果が期待されています!
また、大根おろしには鉄分、ビタミンA、Eの吸収や働きをサポートする「ビタミンC」も含まれています。
まさに大根おろしとサンマの塩焼きは相性抜群コンビなんですね。

さて、サンマの魅力あふれる栄養についてご紹介をさせていただいたところで、
ここからはサンマとミニトマトを使った、秋の味覚を堪能しつつ栄養を
摂取できるレシピをご紹介いたしましょう♪



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秋の味覚と栄養をギュッと閉じ込め♪
~サンマのかば焼き缶とミニトマトの炊き込みご飯~


■材料
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・お米 2合
・水 2合分
・サンマのかば焼き缶 1缶
・ミニトマト ~8個
・しめじ 1/2
・マイタケ 1/2

調味料:
・ゴマ 少々
・しそ 1~2枚
・ショウガチューブ 4センチ程度
・塩こんぶ おこのみ
・酒 大匙1
・醤油 大匙1


■作り方

① まず、お米を2合研ぎ、お釜にお米と水を入れておきます。

② ミニトマトのヘタを取り軽く水で洗い、1/2~1/4に切りましょう。

③ しめじとマイタケは軸の部分を軽く取り除き、食べやすい大きさにカットしましょう。

④ サンマのかば焼き缶の汁は捨てずに取っておき、身の部分を食べやすい大きさに
  ほぐしておきましょう。

⑤ お米とお水が入っているお釜の中に、ほぐしたサンマのかば焼きと汁を入れ、
  酒(大匙1)、醤油(大匙1)、ショウガチューブ(4センチ程度)、塩こんぶ
  を入れ軽く混ぜ、通常通り炊飯スタートしましょう。

⑥ 炊き上がったら器に盛り、ゴマと軽く契ったしそをちりばめたら完成です♪






・・・。さて、いかがでしたでしょうか。
今回は和風に仕上げましたが、ショウガやしそを入れずに
バター、オリーブオイル、バジル粉等を入れれば
一気にローマの風漂うトレビアンスタイルに早変わりいたしますので、
自分好みの炊き込みご飯を探してみてください♪






最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のテーマは「サンマ」でしたが、江戸時代には「サンマが出るとアンマが引っ込む」と、
言われる程サンマは栄養価の高い食品として親しまれていました。
これは、脂ののった栄養満点なサンマを食べることで、夏に蓄積した疲労が回復し、
あんまさんのお世話にならずに済むといった意味があるようです。
体を作るのは自分が食べた食べ物ですから、なるべく栄養のある食べ物を食べ、
季節の変わり目に負けない体を作り、今年の冬を迎え撃ちましょう!

それではまた次回、お会いしましょう。




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