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日本各地の雑煮の話 ~今月のレシピ:ミニトマトと餅の紅白雑煮~

2025/01/27
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
宮崎太陽農園スタッフです。
今年も宮崎太陽農園をよろしくお願いいたします。
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今年の年末年始は奇跡の9連休でしたが、
皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は年越しそばを食べ、おせちを食べ、
雑煮を食べ…たくさん食べました!


今回は正月の「雑煮」の話題です。


皆さん、雑煮はどのようなものを思い浮かべますか?
私は毎年実家にて正月を過ごすので、我が家の雑煮を思い浮かべます。
薄口醤油の澄まし汁で、鶏肉・里芋・大根などを煮込み、焼いた角餅を浮かべた雑煮。
…そのような雑煮は食べたことがない?
実は雑煮は地域で様々な違いがあり、現在その種類は100を超えるとされています。
今回は日本各地の雑煮を紹介いたします。



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まず、雑煮の違いの一つに餅の形があります。
大まかに区切ると、中部以東の餅は四角いのし餅、以西の餅は丸餅であることが多いようです。
さらに調理の仕方でも違いがあり、焼いたものと茹でたものがあります。
もともと丸は「円満」を表し縁起が良いことから、丸い餅が使われていたとされています。

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しかし、人口が多い東の地域では
一つずつ餅を丸める作業が大変であることから、
そのまま切り分けた
四角いのし餅が使われるようになりました。
のし餅は「敵をのす(倒す)」とかけて
勝利を願う意味も込められています。
香川の一部地域では、
あんこが中に入った餅を使います。



続いて、汁の味付けの違いがあります。
全国を通して出汁に醤油で味付けをしたすまし汁がメジャーです。
一口にすまし汁といっても鰹や鯵などの魚、昆布、鶏がら、するめなど
出汁をとる食材は各地で異なり、
さらに砂糖を入れて甘くするなど、味の方向性も様々です。
関西圏では味噌仕立ての汁が多くみられます。
京都や奈良では白味噌、福井や三重では赤味噌が使われます。
鳥取、島根では小豆汁の雑煮を食べる習慣があります。

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最後に、具材にも違いがみられます。
海沿いの地域では魚や貝などの海の幸、
山中の地域では根菜やキノコなどの山の幸が多く
使用されます。
贅沢にたくさんの食材を入れるものもあれば、
餅と菜っ葉のみというシンプルなものも
ありますよ。



その地域の特産品や、縁起の良い言葉と
かけた縁起担ぎなど、その食材を使うようになった経緯は様々。
青森の一部地域では捕鯨が盛んだったことから、特産のくじら肉が雑煮に入れられるようになりました。
千葉では「幅を効かせる」とかけて、特産のはば海苔をたっぷりかけた雑煮が食べられます。


他にも様々な雑煮文化があります。
・岩手:くるみだれを別添えし、餅に甘いくるみだれを絡めて食べる「くるみ雑煮」
・大阪:1日目に味噌、2日目にすまし汁、3日目に小豆汁。日ごとに味を変えて食べる「あきない雑煮」。飽きないと商いをかけているそうですよ。
・奈良:汁から餅を取り出し、別添えのきな粉を絡めて食べる「きな粉雑煮」


ちなみに沖縄では明確な雑煮の文化が無く、
正月は「イナムドゥチ」という豚肉と野菜の味噌汁を食べる習慣があるようです。





皆さん気になる雑煮はありましたでしょうか?
来年はいつもと違う雑煮を作ってみるのもよいかもしれません。
私は関西圏の味噌仕立ての雑煮を食べてみたい!と思っています。



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今回紹介するレシピは紅白でめでたく!
「ミニトマトと餅の雑煮」です。

■材料(2名分)
・出汁 600cc
・味噌 70g
・餅 2枚
・鶏肉 150g
・大根 50g
・にんじん 30g
・ほうれん草 1/2束
・酒 大さじ1
・ミニトマト 6~10個


【作り方】
①ほうれん草を茹でて、3cmほどに切る。ミニトマトは湯むきする。大根、
にんじんは輪切りにする。
②鶏肉は一口大のそぎ切りにして酒をふりかけ15分ほどおいておく。
③鍋に出汁、ペーパータオルで水気をふき取った②の鶏肉、大根、にんじんを
入れて中火にかける。
④鶏肉に火が通ったら、味噌を溶いて味を調節する
⑤ほうれん草、ミニトマトを入れて30秒ほど茹でて完成!
焼き餅派⇒焼いた餅を乗せる。
茹で餅派⇒③の後に餅を入れて3分ほど弱火で煮る。

余った餅があったらぜひ作ってみてくださいね。



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今回のブログも最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

それでは、また次回お会いいたしましょう。







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