トマトのルーツ
2019/05/17
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。5月になり、平成も終わりいよいよ「令和」の時代がやって来ましたね!
そうそう元号と言えば、トマトが日本に伝わった時の元号は
寛文(かんぶん)と言う元号だったらしいですよ。
そんなスーパーで何気なく見かけるトマトにもルーツがあり、
日常的に食べられるようになるまでには、ちょっとしたお話があります。
ここ最近レシピの投稿が続いたので、
今回は少し趣向を変えて、トマトのルーツ(歴史)について
ご紹介します。
まず、こういったお話は、色々学説があるので、一説だとお考え下さい。
トマトが生まれたのは、南米アンデス山脈だと言われています。
この地域に野生種が多く自生をしているので、原産地と考えられています。
原種のトマトを初めて人の手によって育てたのは、メキシコ人だと言われており、
10世紀ごろからヨーロッパへ伝わったようです。
イタリア、フランス、オランダ、ドイツなどでは、
17~18世紀には、今の赤い色をしたトマトに近い物が
食用として(野菜として)栽培され、それと同時に
ケチャップなど、料理の味付けとしての調味料として重宝されるようになりました。
日本には、18世紀初頭にオランダ人によって、伝えられたそうです。
当時のトマトは、今のミニトマトに似ていて鬼灯(ホオズキ)より少し大きいぐらいでした。
珍しい色だったので、食べ物としてより、観賞用として楽しまれていたようです。
(むしろ毒のある危険な果実だと思われていました)
スイカの話みたいですね、、、
食べものとして栽培され始めたのは明治に入ってからですが、
強いトマト臭が嫌われており、ごく一般的になったのは昭和に入ってからの事でした。
洋食屋さんが多くなり、ケチャップなどでトマトの味を知り、
それがもとで生で食べるようになりました。
今では 全世界で8000を超える品種、 日本では120を超える品種 が存在しています。
8000ってすごいですね、、、
一日一品種食べても20年以上かかります。
歴史を知ると先人達の想いや苦労が伝わってきて、
よ~しっ!美味しいトマトを育てよう!とより一層のやる気が
沸き上がってきます。
今年よりも来年、来年よりも再来年と更においしいトマトを
育てられるよう、頑張りますので、
「令和」も宮崎太陽農園のミニトマトを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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