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陽のめぐみ
2023/12/27
こんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。皆さんはもうお気づきでしょうか?
なんと2023年もあっという間に12月になってしまっているんだそうです。ビックリですね、、、。
12月上旬は季節外れの暖かい日が続きましたが、
ここ最近は寒波の影響もあり一気に寒くなりました。
せっかくの年末年始、どうぞ体調を崩さぬようお気を付けくださいませ~。
さて、そんな12月ですが、この季節は沢山の旬の食材があり、
お正月太りが毎年のルーティーンになってしまいますね!
みかん、ゆず、サツマイモ、カボチャ、、、
タラ、真カキ、フグなどなど、、、
魅力的な面々ですが、やはりこの季節、
忘れてはいけない方がいらっしゃいます。
そうです。「アンコウ」ですね!
「アンコウ鍋」とか「アンきも」等、
熱狂的なアンコウファンの方々も多いと思いますが、
案外アンコウの事ってあまり知らないですよね?
今回はそんな旬の食材「アンコウ」のお話と、
寒い日でもほっかほかになれる栄養満点の
アンコウ×ミニトマトレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。
それではどうぞ!
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寒い冬に旬がやって来るアンコウは、「鍋の王様」とも言われている食材です。(フグがライバルですね)
そんなアンコウは、【東のアンコウ・西のフグ】と言われる高級魚で、冬の味覚の代表選手です。
旬となる時期は12月~2月頃で、食用されるのは主にメスなんだそうです。
アンコウは水深100m以上の海底に生息する「深海魚」で、
ウロコがなく、横に広がる口があり
少し怖い顔をしているのが特徴です。
生息域としては、北海道以南から東シナ海、
西太平洋、インド洋に分布しています。
ちなみにアンコウは200種類以上存在していると
されていますが、
基本的に食用とされているのは「ホンアンコウ」と
「クツアンコウ」の2種だけなんだそうです。
(あの有名なチョウチンアンコウさんは
あまり食用とされていないようです。)
・ホンアンコウ
ホンアンコウは、キアンコウとも呼ばれる種類です。
東北地方から北海道、東シナ海など寒い地域に生息します。
全長は約1.5mほどあり、口の中が黒っぽく、黄白色の斑紋が見られます。
・クツアンコウ
クツアンコウは、主に太平洋とインド洋などの温かい海に生息する品種です。
水深200mより浅い海底に生息しており、全長は1mほど。
ホンアンコウとの見分け方は口内の色で、白っぽい色をしています。
さて、ここからはアンコウの魅力的な栄養について、
一部ですがご紹介をさせていただきましょう。
・たんぱく質
アンコウにはタンパク質が多く含まれています。
タンパク質は人間の体を健康に保つために欠かせない栄養素で、筋肉や皮膚、
臓器を構成するだけでなく、
ホルモン、抗体、酵素などの材料となる物質です。
特に身の部分は脂質が少なくカロリーが低い上に、タンパク質が豊富で、
冬場のダイエットの強い味方になってくれそうですね。
・ビタミン
アンコウの「肝」には脂溶性ビタミンが豊富に含まれますが、
その中でもビタミンAの含有量はトップクラスです。
ビタミンAは細胞の生成に関わり、目の粘膜や皮膚の健康を維持する働きがあります。
また、免疫機能を正常に働かせたり私たちの健康を支えている大事な大事な栄養素です。
・コラーゲン
アンコウのヒレや皮にはコラーゲンが多く含まれています。
コラーゲンは骨や血管、臓器を構成する成分のひとつです。
がしかし、、、コラーゲンは単体で摂取しても、体内でコラーゲンの再合成がうまく行われません!
ビタミンCやビタミンA、タンパク質などと一緒に摂取するのが好ましいと言われています。
そうです。アンコウにはビタミンAやタンパク質が豊富なので、
あなたのお肌を美肌に導いてくれそうですね。
★
いかがでしたでしょうか?
美味しいだけではなく栄養価も侮れない、さすが鍋の王様アンコウさんです。
ここからは、栄養満点といえばミニトマトも忘れないでいただきたいので、
アンコウ×ミニトマトの体の芯から温まる、
栄養満点食材コンビのレシピをご紹介いたしましょう♪
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アンコウのトマト煮込み
■材料
・アンコウ (~500g)
・ミニトマト (7.8個)
・玉ねぎ (1/2)
・にんにく (2かけ)
・カットトマト缶 (1)
・白ワイン (50cc~100cc)
・塩 (少々)
・コショウ (少々)
・オリーブオイル (適量)
・粉パセリ (少々)
・片栗粉 (少々)
■作り方
①アンコウはキッチンペーパーでくるみ、水分を拭き取ります。
水分が取れたら塩と胡椒を振って5分ほど放置しましょう。
②その間に玉ねぎ、にんにくをみじん切りにし、
ミニトマトはヘタを取り1/2に切ります。
③アンコウに軽く片栗粉をまぶしておきましょう。
④オリーブオイルをひいたフライパンに
みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを入れ、焦げないように炒めましょう。
⑤フライパンにアンコウとミニトマトを投入し、
アンコウはじっくり片面3分ずつ中火で焼きましょう。
⑥アンコウに火が通たら一旦皿などに移しておきます。
⑦先ほど使っていたフライパンにワイン、トマト缶を順番に入れましょう。
ひと煮立ちさせ、なんとなくなじんできたらアンコウを入れます。
⑧フライパンにフタをして、5分ほど中火で煮込み、
塩・コショウで味を調えましょう。
⑨皿に盛り、オシャレに粉パセリを散らしたら完成です♪
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いかがでしたでしょうか。
今回は旬のアンコウを使いましたが、
タラや貝類等で作ってみても違ったおいしさがあっていいですね~。
★
さて、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
結局の所、毎年言っておりますが、今年ももう終わりですね~。
年末年始お休みな方も、
年末年始もお仕事がある人も、
どうか体調だけは崩さず、
できるだけ元気な状態で年明けを迎えましょう♪
それでは、今年も1年お世話になりました。
また来年も、宮崎太陽農園をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023/11/29
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。長い長い夏からようやく秋へと移り変わったかと思えば、
秋を感じないまま一瞬で冬が来てしまいましたね、、、。
この寒い季節、いつ何時手放せないものがありますね。そうです。カイロですね~。
いつも皆さんの傍で、そっと温めていてくれるカイロさん。
そんなカイロがどこでどのように誕生したのか皆さんはご存じでしょうか?
実はカイロは日本生まれなんだそうです。
結構知らない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな冬の風物詩「カイロ」にまつわるお話と、
寒い季節にピッタリなミニトマトを使ったあったか~いレシピをご紹介いたします♪
それではどうぞ、、、!
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まずはるか昔、江戸時代では、「石」を温めて懐に入れた
「温石」という物があり、
寒さを紛らわせていたそうです。
これがまさしくカイロのルーツなんだそうです。
それが明治時代に入ると、「麻穀」や「炭粉」を
容器の中で燃やす「懐炉灰」へと移り変わり、
大正・昭和になると「ベンジン」を気化させて温める
「ベンジンカイロ」が使われるようになりました。
そして皆さんお待ちかね。1975年に「使い捨てカイロ」が登場いたしました。
当時アメリカ陸軍が使用していた「フットウォーマー」をヒントに、
現・旭化成が開発・商品化し、鍼灸院などで販売したのが現代のカイロの始まりと
言われています。
そして1978年、それを基にして、
現・ロッテ健康産業と、現・日本パイオニクスが
共同開発をしてあの有名な「ホカロン」の全国販売が
スタートしました!
これが大ヒットし、使い捨てカイロは日本のみならず
アメリカや中国へと渡っていったそうです。
★
いかがでしたでしょうか?
カイロのルーツは江戸時代から続いていたというのは驚きですね、、、。
ちなみにカイロを振ったりもんだりしても、早く温まるわけではないって知ってましたでしょうか?
ひと昔前のカイロは中の成分が片寄ってしまうことがあり、
振ったりもんだりすると早く温まる!というお話がありましたが、
最近は片寄りにくく改良されているので、その必要はないそうです。安心ですね。
皆さんもカイロを使用するときは心頭滅却して、じーっと温まるのを待ちましょう。
さて、ここからは手のひらだけではなく体の中から温まる、
ミニトマトを使ったあったか~いレシピをご紹介いたしますので、
寒い日々が続いている今日この頃ですが、ぜひ一息ついて温まってみてください♪
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寒い毎日でもあったかほっこり♪~ミニトマトのミネストローネ~
■材料
・ミニトマト (7~8個程度)
・ウィンナー (5~6本)
・じゃがいも (2~3個)
・にんじん (1本)
・玉ねぎ (1/2~1個)
・にんにく (1かけ)
・水 (400ml~)
・カットトマト缶 (1)
・オリーブオイル (大匙1)
・固形コンソメ (2こ)
・砂糖 (大匙1)
・ブラックペッパー (少々)
※おうちにあれば
・ハーブソルト (少々)
■作り方
① ミニトマトのヘタを取り1/2程度に切り、ウィンナーを半分に切る。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎは食べやすい大きさに切り、
にんにくは出来ればみじん切りにしましょう。
② 深めのフライパンか鍋にオリーブオイルをたらし、
にんにくと玉ねぎを入れ、焦げないように決して目を離すことなく炒めましょう。
③ 水を入れ軽く沸騰させ、ウィンナー、じゃがいも、にんじんを入れ、コトコト煮込みましょう。
④ グザイが柔らかくなって来たらミニトマト、トマト缶、調味料を入れ、
かき混ぜながら引き続きコトコト煮込みましょう。
⑤ スープがさらさらとした感じから、もったりとした感じになるまでコトコト煮込んだら完成です♪
いかがでしたでしょうか?
今回は出来るだけご家庭にある材料で作ってみましたが、
ウィンナーの代わりにサーモンや貝類で作ってもこりゃまた美味しいですね~。
皆さんそれぞれのレシピを試してみていただけますと幸いです♪
★
さて、今回のブログも最後まで読んでいただきありがとうございます。
季節の流れは速いもので、あと少しで2023年が終わりを迎えてしまいますが、
出来るだけ悔いの残らないよう、全力で2023年を駆け抜けましょう!
それではまた次回、お会いしましょう~。
2023/10/30
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。あの長く暑い日々はどこへやら・・・。
すっかりと季節は秋めいており、朝晩はむしろ寒いぐらいですね。
年々季節の変化に体が追い付いてこなくなってきた筆者ですが、
読者の皆さんは季節の変わり目で体調を崩さぬよう、どうぞお気を付けくださいね。
さて、2023年も残り二か月程度。10月はあっという間に終わりかけておりますが、
皆さん秋は満喫できておりますでしょうか?
10月は実りの季節と言われるだけの事はあり、
日本人の食生活には欠かせないお米をはじめ、いろいろな作物を収穫できる季節です。
マツタケやサツマイモ、ブドウや柿など、魅力的な方々が勢ぞろいですが、
この季節が来るとやっぱり「サンマ」が食べたくなりますよね~・・・。
ということで今回は、意外と詳しくは知らないサンマについてのお話をしていきたいと思います。
そしてブログの最後には、旬の食材「サンマ」と、ミニトマトを使った
季節を感じながらも栄養をモリモリ摂取できる美味しいレシピをご紹介いたします♪
それではどうぞ・・・!
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まず、毎年皆さんの食卓に並ぶ「サンマ」がどのようなお魚なのか。
そんな所からご紹介をいたしましょう!
実は世界にサンマ科は4種類おり、私たちが食べているサンマは、
そのまま「サンマ」という種類のお魚なんです。
他には、南半球に多く生息する細めの「ハシナガサンマ」
や大き目な「ニシサンマ」、数cm~10cm程度の
「ミニサンマ」なんていうサンマもいるんです。
そしてサンマの旬は「秋刀魚」の名前から
にじみ出ているとおり「秋」です。
特に、産卵期に入る9~10月の一ヶ月間は刺し身でも
焼き魚でも絶品のさんまが味わえるんです~。
そんなサンマの漁は8月末頃に北海道の
北の海から始まり、徐々にお店に並ぶようになります。
この時期のさんまはまだ脂が乗り切っておらず、
焼き魚よりもお寿司で食べられることが多いそうです。
サンマ漁は江戸時代初期頃から始まったといわれており、
当初、脂がのったサンマは「下品な魚」として扱われ人気があまりなかったようです。
そんなサンマが大衆に広まったのは江戸時代の後期からだそうで、
江戸時代に大火事が何度も勃発し、食べ物に対し上品・下品などと言っている場合ではなくなり、
段々とサンマは民衆に受け入れられ、食べられるようになったそうな。
さて、サンマとは。というお話から日本での歴史について少し触れてまいりましたが、
毎年何気なく食べているサンマにはそもそもどのような栄養があるのか。いくつかご紹介しましょう♪
◇「EPA」(エイコサペンタエン酸)
EPAは「オメガ3脂肪酸」という脂肪酸で、身体の中では作り出すことができないため
食べ物から取り入れるしかない必須脂肪酸です。
「脂肪」と聞くと、太るんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
オメガ3脂肪酸は逆に体内の脂肪を燃やしやすくしてくれるんです!
一説によるとオメガ3脂肪酸をたくさん接種した人の方が、
代謝が上昇して運動時の脂肪燃焼が高まったという研究結果もあるようです。
このことから、オメガ3脂肪酸は健康だけではなくダイエットにも効果がある脂肪と言われています。
◇「DHA」(ドコサヘキサエン酸)
あの有名なお魚ソングで歌われている
「魚を食べると頭がよくなる」という理由は
この成分にあり、DHAは脳細胞の活性化に
効果があると言われています!
◇ビタミン系
意外と知らない方も多いですが、さんまにはビタミン系も豊富に含まれているんです。
例えば、神経や血液の細胞を健康に保つ役割のビタミンB12(他の魚と比べ3倍以上)
目や肌の健康に欠かせないビタミンAや、
抗酸化作用で体内の炎症や老化を防いでくれるビタミンEなども豊富なんです。
◇おまけ
・だいこんおろし
サンマの塩焼きの相棒といえば「大根おろし」ですが、
実はサンマと大根おろしは、味の相性だけではなく栄養面でも理にかなった食べ方なんです!
まず、大根おろしには「苦味」を抑える効果があります。
さんまの塩焼きは内臓も食べることが多いですが、大根おろしと一緒に食べることで、
内臓の苦みを和らげることが出来るんです。
さらに!
サンマは焼き目のついた皮の部分を食べることも多いですが、
実は焦げた部分には「発がん性物質」があり、
大根おろしにはこの発がん性物質を抑える効果が期待されています!
また、大根おろしには鉄分、ビタミンA、Eの吸収や働きをサポートする「ビタミンC」も含まれています。
まさに大根おろしとサンマの塩焼きは相性抜群コンビなんですね。
さて、サンマの魅力あふれる栄養についてご紹介をさせていただいたところで、
ここからはサンマとミニトマトを使った、秋の味覚を堪能しつつ栄養を
摂取できるレシピをご紹介いたしましょう♪
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秋の味覚と栄養をギュッと閉じ込め♪
~サンマのかば焼き缶とミニトマトの炊き込みご飯~
■材料
・お米 2合
・水 2合分
・サンマのかば焼き缶 1缶
・ミニトマト ~8個
・しめじ 1/2
・マイタケ 1/2
調味料:
・ゴマ 少々
・しそ 1~2枚
・ショウガチューブ 4センチ程度
・塩こんぶ おこのみ
・酒 大匙1
・醤油 大匙1
■作り方
① まず、お米を2合研ぎ、お釜にお米と水を入れておきます。
② ミニトマトのヘタを取り軽く水で洗い、1/2~1/4に切りましょう。
③ しめじとマイタケは軸の部分を軽く取り除き、食べやすい大きさにカットしましょう。
④ サンマのかば焼き缶の汁は捨てずに取っておき、身の部分を食べやすい大きさに
ほぐしておきましょう。
⑤ お米とお水が入っているお釜の中に、ほぐしたサンマのかば焼きと汁を入れ、
酒(大匙1)、醤油(大匙1)、ショウガチューブ(4センチ程度)、塩こんぶ
を入れ軽く混ぜ、通常通り炊飯スタートしましょう。
⑥ 炊き上がったら器に盛り、ゴマと軽く契ったしそをちりばめたら完成です♪
★
・・・。さて、いかがでしたでしょうか。
今回は和風に仕上げましたが、ショウガやしそを入れずに
バター、オリーブオイル、バジル粉等を入れれば
一気にローマの風漂うトレビアンスタイルに早変わりいたしますので、
自分好みの炊き込みご飯を探してみてください♪
★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のテーマは「サンマ」でしたが、江戸時代には「サンマが出るとアンマが引っ込む」と、
言われる程サンマは栄養価の高い食品として親しまれていました。
これは、脂ののった栄養満点なサンマを食べることで、夏に蓄積した疲労が回復し、
あんまさんのお世話にならずに済むといった意味があるようです。
体を作るのは自分が食べた食べ物ですから、なるべく栄養のある食べ物を食べ、
季節の変わり目に負けない体を作り、今年の冬を迎え撃ちましょう!
それではまた次回、お会いしましょう。
2023/09/28
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。9月もあっという間に下旬となってしまいましたね~。
日中の暑さはだいぶ和らぎ、地域にもよりますが朝晩少し肌寒い、、、。
なんて感じている方も多いのではないでしょうか。
季節の変わり目真っ最中で体調を崩さぬよう、どうぞお気を付けくださいませ~。
さて、9月と言えば「食欲の秋」。
さつまいもや栗、キノコやかぼちゃなどなど、魅力的な食材が勢ぞろいしておりますが、
今回は旬の食材達の中から「栗」にスポットを当ててお話をしていきたいと思います!
そしてブログの最後には、栗とミニトマトを使った
季節の変わり目にも負けない栄養満点なレシピを
ご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
それではどうぞ、、、!
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まず、秋を代表する「栗」ですが、
栗を英語ではなんと言うか知っていますでしょうか?
、、、。実は「マロン」じゃないんですよ!
これはフランス語で、marron(大粒のクリ)と言う意味なんです。
ちなみに英語で栗は「chestnut」。意外と知らない方も多いので、
栗トークが出たら周りの人に聞いてみてくださいね。
さて本題に入りますが、そんな「栗」はブナ科クリ属の落葉・高木性の植物で、
その原生地はアジア、欧州、アメリカ、アフリカの四大陸にまたがり、
北半球の温帯域の山野に広く分布しており、世界には十二種類ほどのクリが存在します。
世界中に分布している栗ですが、日本の栗にまつわる歴史についてもご紹介しましょう。
日本の栗の歴史は古く、縄文時代頃には存在していたと言われています。
栗は石器時代の縄文遺跡から炭化した栗が発掘され、
9000年も以前から日本に栗があったことが分かっているんです。
そして、奈良時代米1升の価格が「5文」だったのに対し、
栗は「8文」と、栗は非常に高価な物だったと言われています。
そして、持統天皇が栗を全国に植えることを命じたことがきっかけとなり、
栗の栽培が全国に広がって行ったのだとか。
ちなみにその当時栗を育てていた村が現在も「栗栖」という地名となって残っています。
★
そんな長い長い歴史のある栗ですが、どのような栄養が含まれているのか。
簡単にご紹介いたしましょう♪
◇ビタミンB1:
別名「チアミン」と呼ばれるビタミンで、糖質を代謝するために欠かせません。
チアミンは糖質を燃やしてエネルギーにかえるため、お米を主食にしている日本人は
積極的にとりたい栄養素ですね!
◇タンニン:
タンニンは渋み成分のことで、
タンニンには抗酸化作用があり、動脈硬化対策にも期待されている成分です。
◇ビタミンC:
栗と言えばビタミンC!と思う方は多くないと思いますが、
栗には100gあたり33㎎程度のビタミンCが含まれているんです。
※・ミニトマト100gあたりのビタミンC含有量:約32mg
・同じく秋の食材さつまいも(皮なし)100gあたりのビタミンC含有量:約23g
★
、、、。いかがでしょうか、
栗の栄養価は侮れませんよね。
これからご紹介するミニトマト&栗レシピ、
とってもお手軽で栄養を摂取することができますので、
ぜひお試しください♪
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日本の秋を洋風に♪
~栗とミニトマトの洋風炊き込みご飯~
■材料
・お米 2合
・水 2合分
・ミニトマト 5~6個程度
・栗 好きなだけ
※剥いてある栗を使ってもOKです。
生の栗を使う場合は下茹でをするなどしましょう。
・玉ねぎ 1/4~1/2個
・厚切りベーコン 好きなだけ
・にんにく 1かけ
■調味料
・醤油 大匙1~2
・酒 大匙1~2
・固形コンソメ 1個
・バター 10~15g
・オリーブオイル 大匙1~2
・塩コショウ 少々
■作り方
① お米を2合分といで、お釜にといだお米と2合分の水を入れておきます。
② 玉ねぎをみじん切り、にんにくを薄くスライス、ベーコンは食べやすい大きさに切りましょう。
ミニトマトはヘタを取り、1/4に切ります。
③ 食べたとき栗をしっかりと感じたい方は丸々。食べやすい方がいいなと思う方は、1/2~1/4程度に切りましょう。
④ 切った材料と調味料をお米と水を入れたお釜に入れ、いつも通り、炊飯器の炊飯ボタンをポチっと押したらあら簡単。完成です♪
器に盛ったのちブラックペッパーや粉バジルをかけて食べてもおいしいですね~。
皆さんお好みのミニトマト炊き込みご飯を作ってみてください♪
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さて、今回のブログも最後まで読んでいただきありがとうございます。
夏から秋にかけては日のあたる長さや気圧の変化で
自律神経が乱れやすくなると言われております。
しっかりと食事をとり、お体を冷やさないようにして
お過ごしくださいね♪
それではまた次回、お会いしましょう。
2023/08/28
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。8月8日の「立秋」が過ぎ、
こよみの上ではもう秋がやってきている今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
秋がやってきているとはいえ、まだまだ残暑や台風には、充分ご注意くださいませ。
さて、そんな8月ですが、8月といえば何を思い浮かべますでしょうか?
、、、海水浴やプール、かき氷やスイカ割と、
夏はイベントがたくさんありますね~。
さて、突然ですが、8月ということでスイカクイズです。
「スイカの独特なあの模様には
一体どんな理由があるでしょうか?」
、、、。
正解は、「目立ちたかったから」でした!(諸説あり)
スイカの原産地は「アフリカのカラハリ砂漠」付近なのですが、
雨が降らない砂漠だと、種子を広めにくいんだそうで、
鳥に見つけてもらい、食べてもらい、種子を広めてもらう。そんな作戦なんだそうですよ。
※高い所で飛んでいる鳥に見つけてもらいやすくするため、黒い縞模様がついたと考えられています。
ということで、夏といえばスイカと、
そんなイメージがある方もいるのではないかと
思うくらい、日本の夏に浸透しているスイカですが、
今回はスイカが大好きな皆さんも意外と知らない、
スイカの歴史や栄養、
そしてブログの最後には
スイカとミニトマトを使った、栄養満点なレシピを
ご紹介しようと思います♪
それでは、今回もぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪
それではどうぞ、、、!
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まず、一番最初に「スイカ」の栽培が始まったのは、
焼く4000年も前のエジプトだといわれています!
※スイカの種が、ツタンカーメンさんのお墓の中から発見されたり、
壁画にもスイカらしきものが描いてある。という話があります。
そして時は流れ3000年前にはギリシャへ、
紀元前にはローマと、スイカの栽培国は広まっていき、
様々な場所でスイカは栽培されるようになったんだそうです。
そこから日本にどのようにして伝わったのか、
はっきりとした資料が見つかっていないので色々な説があるようです。
江戸時代に日本に伝来した説だったり、
大正時代にポルトガル人が長崎に持ち込んだため日本に広まった説等、
様々な説があります。
大正時代頃にはアメリカや中国からスイカの輸入が始まり、
徐々にスイカは日本の各地で栽培されるようになっていったと言われています。
いかがでしたでしょうか。
スイカが日本生まれじゃない事に
ビックリされている方も多いのではないでしょうか?
次はそんなスイカには一体どのような栄養が
含まれているのか、お話をしていきましょう。
★
結構知らない方も多いかもしれませんが、
実はスイカは瑞々しいだけではなく、健康、美容効果が期待できる嬉しい栄養素がたくさん詰まっているんです!
・「水分と低カロリー」
スイカはほかの果物と比べるとカロリーが低く、全体の90%程度が水分です。
そのため暑い夏の水分補給や熱中症予防にピッタリなんです。
・「ビタミンC」
ビタミンCは、抗酸化作用が高く、皮膚や細胞のコラーゲンを作るために欠かせない栄養素です。
そのため、ビタミンCを摂取することで女性に嬉しい美肌効果が期待できます!
・「ビタミンA」
ビタミンAには、目や皮膚の粘膜を健康に保つ効果があります。
そのため、健康的な肌を保ち、免疫機能を維持する作用が期待できます。
スイカを食べるだけで、水溶性ビタミンのビタミンCも、脂溶性ビタミンのビタミンAも一気に摂取することができちゃいますね♪
・「シトルリン」
シトルリンは、スイカなどのウリ科の植物に多く含まれるアミノ酸の一種なのですが、
血管をしなやかにする作用があり、血流改善や動脈硬化の緩和が期待されています。
ちなみにですが、、、。
スイカは皮にも栄養がたっぷりなのですが、ご存じですか?
なんと、皮の白い部分には赤い果実の2倍のシトルリンが含まれているんです!
スイカの皮は固くて捨てられてしまうことが多いですが、
浅漬けにしたり、千切りにしてサラダに入れると美味しく食べることができますよ♪
また、外側の模様がついている皮は、少し硬いので薄く切って
取り除く事をお勧めします。
さて、スイカは栄養がたっぷり含まれていることがお判りいただけたかと思いますが、
ここからは、噂のスイカの皮と、ミニトマトを使ったレシピをご紹介いたしましょう。
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暑い夏はスイカとミニトマトを使った冷製パスタで決まり!
~スイカとミニトマトのサッパリパスタ~
■材料
・パスタ (1人前)
※細めなパスタがオススメです。
・スイカ(赤い部分) (お好みの量)
・スイカ(白い部分) (お好みの量)
・ミニトマト (4,5個)
・生ハム (4枚)
・オリーブオイル (適量)
・レモン汁 (適量)
・塩 (少々)
・コショウ (少々)
・にんにくチューブ (適量)
・バジル粉 (少々)
◇作り方
① ミニトマトのヘタを取り、1/4程度に切ります。
② スイカの赤い部分を食べやすい大きさにざく切りにし、白い部分は千切り、
または短冊切り程度に切りましょう。。
③ オリーブオイル/レモン汁/塩/コショウ/ニンニクをボウル等に入れ、
お好みの味に調えましょう。
※レモン汁、にんにくは少しずつ入れると失敗しずらいです。
※パスタに絡めて食べるので、少し多めに作るとよしです。
④ 鍋に水を入れ沸かし、少し多めに塩を入れ、沸騰したらパスタを茹でましょう。
※所定の時間よりも1分程度長めに茹でるのがオススメです。
⑤ 麺がゆであがったらザルに移し、冷水でよく粗熱を取ります。
⑥ ボウルに麺と先ほど作った調味料を入れ、よく混ぜ合わせます。
⑦ 器に味を絡めた麺を入れ、ミニトマト/スイカを盛り付け、生ハムを載せて、
バジル粉をかけたら完成です♪
★
さて、今月のブログはいかがでしたでしょうか?
今年の夏も終盤を迎えましたが、まだまだ残暑が待ち構えております、、、。
過ごしやすい秋を楽しみにしつつ、
季節の変わり目で体調を崩さぬよう、どうぞお気を付けください!
それでは、また次回お会いしましょう。
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